登米にて

 

たけち です。 雨でスタートした6月、今日もまた雨でございます。

 

さて、本日は我が愛する町沼津の話ではなく…

 

先週出張で行って参りました、宮城県登米市の現状報告をさせていただきます。 

登米市は、仙台市から北へ約70キロ程走ったところにあります。

先日の大震災にて、最大震度7 を観測した栗原市のお隣りの町で、

約20キロ東に向かえば、大津波で大きな被害のあった南三陸町があります。

  

その南三陸町と登米市を結ぶ途中の、県道36号線の一部の写真です。

 

生々しい傷跡です。 

大きいところでは、50センチ近く段差ができている場所も…

 

それでも、現地のとあるお店の方の話では、

幸いにも、栗原市や登米市地域では大きな被害は出なかったそうです。

上の写真のような大きな地割れや段差は、3月11日の地震で生じたものではなく、

4月7日深夜の震度6弱の余震の際にできたものということで、

11日、まさか数キロ先の沿岸部で、あのような大災害が起こっていたことなど、

現地に出向くまで信じられなかったそうです。

 

今回は都合で、沿岸部行きは断念いたしました。

おそらく沿岸部では、上のような写真を撮る気持ちになれなかったでしょう。

それでも、私が目で見てきた宮城県内陸部は、想像していた以上に復興してました。

東北道は、所々修復した箇所や、まさに修復工事中の箇所もありましたが、

走行に支障の出るようなことは全くありませんでしたし、

 

そして… 

車窓から見える風景に、復興に向けての 静かなる東北魂 というものを感じました。

内陸部に広がる多くの水田では、既に田植えが終わっていたからです。

 

沿岸部の復興にはまだまだ時間がかかることでしょうが、

日本国民全員が、今できることを、少しでもできることを探して、

明日に、未来に、希望が持てるそんな日本にして参りましょう。

 

今回、東北へ出向いたことで…  私の手では何もできませんでしたが、

出向いたという事実だけで、少し心の殻が破れ、少し生き方考え方が変わった、

たけち は、そんな気がいたします。

 

我らが沼津勤労党なり。

 

 
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